
HUME
まだ、名前のない音
ディレイとリバーブの間。
HUMEが目指したのは、その誰も名前を付けていなかった空間です。
HUMEは、「Delay × Reverb」という発想から生まれた空間系エフェクターです。ただディレイの後ろへリバーブを繋いだサウンドではなく、エコーが時間とともに輪郭を失い、やがてリバーブへ溶けていく──その過程そのものをデザインしています。
核となるのはF&Vスライダー。反響音の"散らばりやすさ"を連続的にコントロールし、ディレイからリバーブ、その間に存在する無数の質感を行き来できます。
さらに、逆再生を加えるFLASHBACK、タップテンポやホールド、モーフィングを可能にする3つのAUXモード、EXP・CV・MIDI対応など、演奏の中で空間を積極的に操るための機能も充実しています。
弾いていて印象的なのは、「残響が変化していく様子」が聴こえることです。
ディレイは少しずつほどけ、粒子になり、やがて空間へ溶け込んでいく。
その変化をF&Vで行き来していると、エフェクトを操作しているというより、時間の流れを少しずつ書き換えているような感覚になります。
記憶は、時間が経つほど輪郭を失い、それでも不思議と美しく残ります。
HUMEは、その移ろいを音で描くための一台です。
(Writter:サトウリョウタロウ)
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