
TIMMY
強い個性ではなく、深い信頼
良い音というのは、存外に静かなものだ。
初めて弾いた瞬間に驚かせるような派手さよりも、何時間弾いても飽きない自然さに感動する瞬間がある。
TIMMYは、その自然さを突き詰めたペダルだ。
踏んだ瞬間、何かが大きく変わるわけじゃない。むしろ変わっていないように感じる。
しかし、もう一度OFFにすると気づく。
音の立体感。倍音の豊かさ。弦が震える瞬間の空気感。
それらが静かに整えられていたことに。
TIMMYの歪みは、どこまでもアンプの延長線上にある。その変化は緩やかで、自然だ。
だからこそ弾き手のニュアンスや空気感は残り続ける。
強く弾けば応え、優しく触れれば寄り添う。
TIMMYは、主役になろうとはしない。しかし、言葉にできない魅力を常に感じる。
それはきっと、このペダルが音を作るのではなく、音楽を作り出すからだ。
(Writter:サトウリョウタロウ)
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